この場所での開業はなんと1835年。(それ以前に違う場所で創業)かつてチュイルリー公園には、革命時にはルイ16世とマリー・アントワネットの王一家が幽閉されたチュイルリー宮殿があった。(宮殿は1871年のパリ・コミューンで焼失、ちなみにチュイルリー公園は宮殿の庭だった)
宮殿があった頃にその真横に建てられたこのホテル、建物は歴史的建造物に指定されている超一級の建築で、その昔から当然顧客もトップクラス、特に欧州各国の王族御用達だったらしい。
ここには、そんな歴史を知らなくても感じてしまう、とてつもなくゴージャスな空気が流れている。大理石、金箔仕上げのブロンズ、天井画、とにかくホテルというよりは宮殿、または美術館にいるようだ。
実際このホテルの顧客リストには、今もヨーロッパには厳然として存在する貴族や王家の名前がずらりと並んでいる。でも、本当に家柄が良い方々の例に漏れず、彼らもホテルのスタッフもすごく控えめに振る舞っているのでパッと見ても全くわからない。それでもこのホテルの伝統やそういった貴族顧客の存在は、なんともいえない優雅さ、ホテルの品格となって感じられる。
広々としている部屋(30㎡)の内装はシックそのもの。18世紀スタイルなのだけれど、テレビは液晶、当然インターネットも高速接続と設備面は最新のもの。大理石のバスルームは、シャワーとバスダブが別になっていて使いやすい。
そしてホテル内の “ル・ムーリス”は天才シェフ、ヤニック・アレノの下、2007年のミシュランでとうとう3つ星を獲得した、今パリで最も話題のレストランだ(予約は常にかなり先まで満席)。
このホテルに泊まるのなら、少し観光の時間を減らしてもホテルライフを楽しむことをお勧めする。朝食はゆっくり、夕方も早めに戻ってサロンでのんびりとお茶をしながら、気が向いたらスパへ。今に引き継がれるヨーロッパ最上階級の人々、シンプルで最高級の品質の服を纏った宿泊客が、ごく当然に受け取る完璧なサービス。優雅な、裕福なという形容詞はまさにこのホテルのために存在する。
ホテルの詳細情報はこちらからご覧下さい。
ホテル周辺の地図はこちらからご覧下さい。
| パリ通信の評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタッフ | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
| 雰囲気 | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
| 客室・ベッド | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
| 立地・アクセス | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
| ホテル設備 | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
| 朝食 | ★ | ★ | ★ | ★ | ★ |
●ホテル案内に関しては2007年6月1日現在、得られた情報を基に掲載しています。
●改修工事、レストラン名、ホテルの付帯サービス内容、有料サービスの料金等は予告無く変更となる場合がございます。
●客室からの眺望に関してはホテルの立地状況、創業年数、周囲の環境の変化、ご利用階数などにより変更となる場合がございます。



