パリ左岸屈指の高級ホテル。
パリは、“右岸の経済・左岸の芸術”と昔から言われてきたが、セーヌ左岸を拠点にする作家、デザイナー、アーティストや出版業界のVIPにとっては、ルテシアの“顔”になることが、一人前のインテリとして認められた証明のようなものだ。
ホテルはアール・デコスタイルで、エントランスの白黒の大理石の床やバカラの巨大なシャンデリアに圧倒されるが、部屋はシックだが豪奢な装飾は全くなく、いたって軽くシンプル。これが右岸のお金持ちと左岸の成功したインテリの趣味の違いを反映しているのだろう。PCが各部屋においてあることからも、このホテルを観光目的の旅行者だけでなく、仕事から離れることのない編集者などが利用していることがうかがい知れる。
装飾華美ではないが、部屋には落ち着きがあり、その抑えた内装は逆に知性を感じさせるくらいだ。
バスルームにはアニック・グタールの石鹸やシャンプーが用意されていて、大きなバスダブでのお風呂タイムも、よい香りに包まれて快適。窓からはアンバリッドや遠くにはエッフェル塔も眺められて、ライトアップされた夜の眺めはとても素敵だ。
ホテルを一歩外に出れば、デパートのボン・マルシェやメトロの駅が目の前にあり、サンジェルマン・デ・プレのショッピングゾーンは全て歩いて周れる。
朝食の場所は大きな道に面していて、朝の人通りを眺めながら焼きたてのヴィエノワズリーを。
ロビーでは、業界の人々がよく打ち合わせやインタビューなどを行っているので、時間があればそこで周りの雰囲気を眺めているのも楽しい。(ついでにここで注文できるケーキもおいしい)あちこちに置かれている現代彫刻は、ホテルの常連だった彫刻家アルマンの作品だ。(ホテル近くのドラゴン通りとシェルシュ・ミディ通りの間にある“ケンタウルス”の作者)
ここには、ドゥー・マゴやフロールといったカフェでも感じる、独特のパリらしさ、左岸のエスプリが漂っている。
ここですれ違う芸能人が誰かわかれば、あなたはかなりのフランス通だ。
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| パリ通信の評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
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| スタッフ | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| 雰囲気 | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| 客室・ベッド | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| 立地・アクセス | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| ホテル設備 | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| 朝食 | ★ | ★ | ★ | ★ |
●ホテル案内に関しては2007年6月1日現在、得られた情報を基に掲載しています。
●改修工事、レストラン名、ホテルの付帯サービス内容、有料サービスの料金等は予告無く変更となる場合がございます。
●客室からの眺望に関してはホテルの立地状況、創業年数、周囲の環境の変化、ご利用階数などにより変更となる場合がございます。


