このホテルの、入口のイメージと内部のギャップはすごい。
オフィスの並ぶ小さな通りに面した入口は、全く地味な構えなのだけど、ついでに言えばロビーの内装も全然普通なのだけど、階段や朝食の場所へ行くと、このホテルがただものでないことがわかる。
文様の埋め込まれたガラス、古い板の床のきしむ音、今はない職人技の天井装飾、大きな暖炉・・・。18世紀の豪邸の名残がいたるところに残っていて、それがどっしりとした重みをかもしだしている。
旧パリ証券取引所から近く保険や銀行のオフィスが並ぶ、オペラのやや東よりのこの地区は今も昔もパリの商業の中心地。この建物は18世紀のもので、元々はキュセット(Cusset)家が親類や知人を招くゲストハウスだった。
部屋も昔のつくりをそのままいかしているので、妙なくらい広々としていて気持ちがよい。内装は深緑色のカーペットに渋い赤のベッドカバーが映える落ち着いた色合いだ。ツインの部屋はスーツケース二つを広げても十分に広く、インターネット接続とセーフティボックスは部屋にあって無料。バスルームも同じように快適だけれど、シャンプー・石鹸・シャワージェルのほかはついていないので、リンスなどは持参したほうが良い。
スタッフもチェーン系のホテルとは思えないアットホームな親切さで、近くのお勧めのレストランなどを丁寧に教えてくれる。
ホテルの左は、おもちゃの店が入っているパッサージュ・デ・プランス。この界隈は19世紀に流行した屋根つきショッピング・モール、“パッサージュ”がいくつも集まっている名所で、部屋にはパッサージュをテーマにした写真が掛けてある。宿泊客には、スタッフがホテルのオリジナルの地図付で行き方などの説明をしてくれるので、是非いくつか訪れてみよう。
ここは、手頃なプライスで歴史のあるパリの建築を味わえる上、アットホームなサービスも感じがよく、知る人ぞ知る穴場だ。
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| パリ通信の評価 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタッフ | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| 雰囲気 | ★ | ★ | ★ | ★ | |
| 客室・ベッド | ★ | ★ | ★ | ||
| 立地・アクセス | ★ | ★ | ★ | ||
| ホテル設備 | ★ | ★ | ★ | ||
| 朝食 | ★ | ★ | ★ |
●ホテル案内に関しては2007年6月1日現在、得られた情報を基に掲載しています。
●改修工事、レストラン名、ホテルの付帯サービス内容、有料サービスの料金等は予告無く変更となる場合がございます。
●客室からの眺望に関してはホテルの立地状況、創業年数、周囲の環境の変化、ご利用階数などにより変更となる場合がございます。



